日々綴る、庭ブログ

ようこそ!砂利だらけだった小さな庭を地道に作っています。

カーディナルドリシュリュー 2018

 

よくも悪くも現在の庭の様子を記事にする気がおきないため、今日は今年のカーディナルドリシュリューの開花について書くことにする。(下書きに溜まっていたし)

 

ガリカ系オールドローズのカーディナルドリシュリューは2015年4月に地元のバラ園のサイトで一目惚れをして芽接ぎ新苗を迎えて今年で4年目、ようやく3回目の開花。長く付き合っているようでも、まだ3回目の開花。

長い名前と愛着があるため「カーさん」という愛称で呼ぶ稀なバラ。だけど我が家で一番大人色でシックな色気のあるバラだと思っている。

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一季咲きのバラの場合、一年のほんの少しの間しか会えないので待ち遠しい上に、その年の開花が上手くいかないと非常に残念無念だったりするものだけど、今年は今まで育ててきた中で一番良い開花を見せてくれた。

それは4年目にしてついに地植えで春を迎えたからか、株が充実してきたからか、その辺のことは定かではないけれど、多分そのどちらも影響はしていると思う。

姫野バラ園さんのサイトの紹介では「小スペース向きのつるばらの代表といえるでしょう」とある。私もそのつもりで地植えにした。庭の一番奥の端、家の外壁に誘引している。この辺りは配管の関係で植えられないと思っていたが、掘ってみるとちょうどそこは影響がないことがわかった。

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現在の樹高は80cm程度。姫野バラ園さんのサイトでは「樹高・枝の伸びは3メートル」とあるのでそのくらいまで伸びてくれることを想定はしている。今まで伸ばしてあげられなくてごめんねと思う。来年にはどのくらい伸びているだろうか。

ステムは短く10cm程度だろうか。

 

2016、2017年は5月1日が開花開始だったけど、今年は全体的に早く、カーさんは4月22日だった。 それから5月中旬頃まで咲いていたと思う(記録に残していなかった…)

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(背景のブロック塀が悲しいけど、ここら辺は課題です)

春先の強風で葉が傷んでしまい、さらに少しだけうどん粉病が出た。さらに雨で小さな蕾が茶色く変色してしまい、これは開花できないだろうとそれらは全部摘み取った。その後も大雨の後は蕾が茶色く変色し、萼からポロッと取れてしまうことがあった。雨には要注意。

去年はたくさんの蕾が上がったものの、まともに咲いたのは最初の数輪で、あとはショボショボの花だった。それが思い出されて今年も去年と同じような展開だったらショックだな…と思っていたのだけど、そんな心配はいらなかった。次々といい花を咲かせてくれた。

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病気に関して言えば、黒点病には殆どならないけど、うどん粉には注意が必要。大抵、蕾が真っ白になっているのを発見する。しかし、その部分を切り取ってしまえば拡大することもないのでシーズン中に発生するのは1回程度。

ちなみに私のうどん粉病対策は開花前に米ぬかを少量かけて振り落とすだけで、薬剤は使用していない。すべてのバラに噴霧するのはニームオイルを希釈したものだけ。

今年は初めて見た姿があった。

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まん丸な蕾の外側だけが開き、まん丸を残している。我が家のバラではボレロが卵を抱えて咲くけど、カーさんの場合は卵を抱えるという感じではなく、載せているという感じ。真上から見るとバラのようには見えない。

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写真の通り蕾はまん丸で、ここからあのシックな花が咲くのはギャップがあるかも。

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可愛く見えて、咲いたら大人の魅力があるバラ。

このバラは日陰で見るのが美しい。日当たりが良すぎると花弁の端が焼けてしまうのもあるけれど、灰色の混ざった花弁を美しく見られるのは日陰だと思う。

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花の上部の端が僅かながら焼けているのがわかるでしょうか。春先の急激な日差しに花弁が焼けてしまった。
カーさんは花弁の裏が白っぽく、下のような写真を撮るとよくわかる。

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何とも上級なお洒落みたい。色っぽさの漂うオールドローズ。マットな葉も好きなところ。ちなみに棘もほとんどない。花径は6cm程度。

育て始めた後で知ったけど、カーさんは人気のあるオールドローズだそう。園芸雑誌などでもしばしば見かける。私は地元バラ園のサイトで一目惚れをしたバラだったので、誰かの影響を受けたわけではない。大抵初期の頃に迎えたバラは自分の好みだけで選んだものばかり。

私は大抵そうやってバラを迎えてきた。いつも一目惚れ。人が育てているのを見て良いなぁと思って迎えたことは殆どないと思う。誰かの庭で美しく咲いているからといって、私の庭でも咲くかと言ったらそうではないから。

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「Garden Diary vol.9」P.139には"寒冷地ほど、深い発色を示す濃赤紫のロゼット咲き"とあるけれど、私が寒冷地でこのバラをみる機会はおそらく無いだろうし、私の庭で咲く色が好きだ。

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写真でも上手く再現できているかは撮る側、見る側の環境でも異なってくるだろうし、それを言い始めればキリがないのだけど、このバラの色は自分の目で見るに限る。灰色がかるところの何とも表現しがたい色合い。

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花持ちはいい方ではなく、繊細な花弁で、雨が降ればすぐに散ってしまう。どの道、雨は天敵。

香りは最初の年が一番感じられたように思う。香りの強いバラが増えてきたためか、私の印象は薄いものになった。 

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現在は開花後に元気なベーサルシュートを出してくれた。また来年に向けての生長が楽しみ。

一季咲きのバラとは一年に一度しか会えない。あと何回会えるんだろうか、そんなことを考えずにはいられなくなる。

限りある人生の中でバラを、庭を育てること、単に自分の趣味だけど、色々と教えてもらっている。それは生きているもの同士の対話だからではないのか、といつも思っている。

 

 

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