日々綴る、庭ブログ

ようこそ!砂利だらけだった小さな庭を地道に作っています。

手の傷に思う

 

最近、手が傷だらけになっている。台風の前に纏めていたバラのシュートをやっと解いて誘引し直しているからなんだけど、手袋なんてしていては結べないので仕方がないし、誰も私の手などまじまじと見ることは無いから構やしない。

優しくて殆ど無かった棘は葉の付け根辺りに棘を隠して、少しずつでも何度も傷付けてくる。だけど別に私を傷付けたい訳じゃないんだよね。

食べればきっとシャッキシャキのアスパラガスのようなシュートが何本も元気に伸びている。蕾も膨らんでピンク色が見えている。蕾の付け根付近に明らかにバラゾウムシが突き刺した跡が見えるのに萎まないのだから逞しい。

 

この頃は雨がよく降るので黒点病があちこちで出てきた。それらの葉は取っているけど、春先には殆ど見なかったバラゾウムシをよく見かけるようになった。ホソオビアシブトクチバの極小サイズもいるし、チュウレンジハバチの産卵中の成虫は手で掴みとるし、幼虫がかえる前の産み付けられた箇所は卵を掻き取ってしまえば枝を切る必要はない。そこまでして残すこともないのかもしれないけど、残せるならと残している。意外と茎は傷跡を残しながらも伸びる。

 

"初心忘るべからず"と言ったのは世阿弥だったか。今まで何度も図書館で借りて読んだ園芸書も改めて読むと新たな発見があるし、分かっていたつもりになっていたことも、「そういうことだったのか!」と理解することがある。 

つるバラは村田晴夫さん!と思っている私には、村田さんに師事されていたオークンバケットの加藤矢恵さんの本は何度も読んでいる。改めて読み返すと面白い。時々こうすることで、また再度吸収出来る気がする。

 

先日、コマツガーデン 後藤みどりさんの『つるバラ&半つるバラ:』(Amazonへリンク)を書店併設のスタバで読んでいたのだけど、つるバラのつるの育て方が載っていた。なるほどー、そういうことーと本を買って帰りたいくらいに思った。

ちなみに余談だけど、ここのスタバのレジの店員さんが今まで対応してくれたどの店舗のどの人より素晴らしくて、彼女の接客を受けにまた行きたいと思わせてくれた。彼女最高。好きです。あんなに違うものなんだなぁ…。

 

この頃は住宅街を車で走っていると、伸びに伸びたシュートの先にバラが咲いているのをちらほら見かける。一瞬しか見られないけど素敵に咲いていて、とても自由な感じがする。

 

 

「やらずに後悔するより、やって後悔しろ」と大抵のことに関して思う私は、自分のしたいようにしてみたので良いと思う。それで失敗しても構わない。やり直しのきかないことなど、生きている限り殆ど無いのだから。失敗を単に失敗で終わらせるか次に繋げるか、それは自分次第だと思う。

嫌なことを言った。表面に出ている事だけが全てではない。その背景にあるもののことを誰も知らないし知る必要もないけど、元気を出してとただ思う。