今年したいことのひとつに、高知の「モネの庭」へ行くことがありました。
そんな訳で事前に道などを下調べして計画表まで作って、5月14日(日)朝6時半に家を出ました。本当は前日の土曜日に行く予定でしたが、雨が降ったので日曜に延期しました。開園時刻10時を到着予定に設定して6時半の出発でしたが、まさにビンゴ。ぴったりでした。早起きがまったく苦で無いので、朝食を済ませてから余裕の出発。
我が家からは松山自動車道→高知自動車道→南国(なんこく)ICで降りて、国道55号線を1時間程走って北川村のモネの庭の看板を左折して約2km。看板がドーンと出ているので、迷うことはまず無いです。
「モネの庭 マルモッタン」は「水の庭」「光の庭」「花の庭」の3つの庭から構成されています。駐車場に車を停めてチケットを買ったら、まずはチケット売り場の左手にある道を進み、「水の庭」へ向かいます。
水の庭までの道沿いの植栽もすでにモネの絵画のような色使い。以前BSで観た、假屋崎省吾さんがジヴェルニーのモネの庭を訪れていた番組で、モネは絵画と同じような配色で植えていたというのを知って、確かにその通りだと思いました。印象派絵画を見ているような色使い。赤の差し色が効いてる!
向かっている「水の庭」というのは、そう、睡蓮の池がある庭です。池には太鼓橋がかかっていて、睡蓮が咲いています。青い睡蓮は6月上旬が見頃ということでしたが、私たちは白と赤の睡蓮を見ることができました(冒頭の写真)
太鼓橋の上の藤はすっかり花期が終わっていましたが、ゴールデンウィークあたりが満開だったのでしょうか。とてもきれいだっただろうなぁと思いました。(太鼓橋の写真撮り損なった!)
水辺の庭というのは、とても美しいものでした。池の周りはぐるりと歩けて、どこから見ても美しい景色です。真っ赤な紅葉もありました。
そして撮影中を盗撮されていた私と長女。ちゃんと行ってきた証拠です(笑)この写真、何だかわからないけど画質が随分荒い。そしてホワイトバランスの設定を変えてないので変な色。(家人よ、撮るならしっかり撮ってくれ・・・カメラが泣くぜ)
私の赤いマリメッコもいい差し色になってるでしょ?(笑)
池の周りのアーチには中輪の赤いつるバラ。満開はまだでした。
水の庭より奥へ進むと「遊びの森」というのがあって、滑り台やブランコ、丸太の平均台的なもの等があって子どもたちが遊べます。うちの娘たちも散々遊んでいました。
その奥に今度は小さめの「光の庭」が広がっています。大きいアガベがいくつも植わっていました。それにしても、ここの混色には脱帽でした。本当にモネの絵を見ているような色使いでした。いろんな色がたくさん使われているのに、うるさくないどころか、見事に融合されていて美しいのです。
モネは描きたい景色を作った唯一の画家だとを件の番組で言っていましたが、この庭を見れば確かに、その通りだなと思います。
というわけで【前編】終わり。写真が大量なので、選別&リサイズ&文字入れ作業だけで結構な時間をくった。皆さまにモネの庭の素晴らしさが伝われば嬉しいです。
続きは【後編】でお楽しみください。